realmはちょこちょこと使ったことはあるんですが、
あれ?テストとかどうすんだ??となったので、ドキュメントを読み直したりしました。
realmがどういう仕組みなのか知っていなかったというかちゃんと読むべきところを読んでいなかったと気づいたので反省です。。。
realmはどこに作られるのか?
これです。.realmファイルが作成されてそこにデータの読み書きをしにいくということまでは知っていました。
しかし、
- どのディレクトリに作成されるのか?
- default.realmしか作成できないんじゃないか?
ということを思っていました。
ドキュメントを読み直したら書いてありました。
公式ドキュメントのTesting and Debuggingにしっかり書いてありました。(個人的に知りたいことが全て書いてあったので嬉しい)
どのディレクトリに作成されるのか?
let realm = try! Realm()
上記のようなよく見る形で初期化すると、
Documentsディレクトリ以下にdefault.realmというファイルが作成されます。
default.realmしか作成できないんじゃないか?
違いました。パスを指定することで、default.realmとは別の.realmファイルを作成することができます。
let documentDirPath = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(.documentDirectory, .userDomainMask, true) let path = documentDirPath[0] + "/test.realm" let url = URL(fileURLWithPath: path) let realm = try! Realm(fileURL: url)
上記の場合は、Documentsディレクトリ以下にtest.realmファイルを作成しています。
これで、default.realmとは別のファイルを作成することができ、データベースを使い分けることができます。(テストできる!)
その他(インメモリDBとしての使用)
公式ドキュメントのTesting and Debuggingには、
もう一つ、テストをする方法としてインメモリDBとして使用する方法が書いてあります。
var config = Realm.Configuration.init() config.inMemoryIdentifier = "inMemory" let realm = try! Realm(configuration: config)
上記のように初期化することで使用できます。これでもテストできます!
※当然ですがインメモリのため、データの永続化はされません。
初期化する方法がわかったので、うまく使い分けて行きたいと思います。
参考